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アロマセラピストになるということ [アロマセラピー&ハーブ]

 時折、「私もアロマセラピーサロンを開きたいんですが…」という方からご相談を受けることがあります。
 こういった場合、「自分の体験が少しでもお役に立つなら…」と、私はいつも喜んでご相談をお引き受けしています。

 が!

 ご相談者の中にはサロンを開く理由として、(*>ω<*)「アロマセラピーで癒されたいんです〜」とおっしゃる方もいて、(・◆・;)「は!?」と、思わず目が点になってしまうことがあります。

 [ぴかぴか(新しい)]アロマセラピスト[ぴかぴか(新しい)]…、何やらふんわりと優しげなイメージのある肩書きですよね…。
 
 実際、サロンにお客様をお招きして、いい香りのするお部屋でゆったりお話をうかがったり、ボディワークをするのはとても楽しいです!
 自分で好きでやってるんですから当然です。

 でも、『癒されたいから』というのと『楽しい』は、やはり違うと思うのです。
 私は、「癒されたい!」と自ら思ってるようなセラピストのサロンへは行きたくありません。
 元気になりたくて行くのに、返って元気を吸い取られそうです。

 『癒す』という言葉には、病気や怪我を治すという意味がありますよね。
 自分が癒されたくてサロンを開きたいという方は、だれかのためというより、自分の気持ちの満足のためにお客様を利用することになってしまいます。
 お客様への依存です。
 だいいち、癒されたいと思うような心と身体の状態で、いいセラピーができるわけがないとも思います。
 アロマセラピストの勉強をして資格を取るのは自由だと思いますけれど、そういう方はお客様のお身体に触れるべきではないと、私は思います。

 ほかのセラピストさん達がどうかはわかりませんが、私の場合、お客様からトリートメントのご予約が入ると、その日に向けてベストコンディションでのぞめるように、気持ちや体調の管理にしっかり気を配るようにしています。
 歌手や俳優さん達が、ステージで最高のパフォーマンスを観客に披露できるよう、健康管理をするのと一緒です。

 お客様をお迎えした当日は、全身アンテナにして、お客様を感じるようにしています。
 実際のお話の内容以外に、しぐさや言葉の調子やかもしだす雰囲気や…、そういったところから得られる情報もとても大切だからです。
 時には、言葉以上に正確だったりします。
 
 それから、世の中に100%安全なものなんてありませんから、トリートメントの際に使う精油やオイルで、「もしかしたら何か起きるかもしれない」という緊張感も、常に心のすみに置いています。
 
 あと、お客様の様々な質問にもお答えできるよう、ブラッシュアップも欠かせません。
 健康やセラピーに関する情報も、日進月歩ですし。

 …と、こんな具合ですから、自分が自分のサロンで癒されてるヒマなどありません。
 
 お恥ずかしい話ですが(*ーー*;)、サロンを開いた当初、私はお客様をお一人お迎えするごとにぐったり疲れていました。
 「失敗したらどうしよう。何かあったらどうしよう」と、気を張りつめすぎていたんでしょうね。
 でも今は、必要な緊張感は持ちつつも余計な肩の力は抜け、お客様と一緒に心から楽しい時間を共有できるようになりました。
 こうなるまでにはやはり、少しづつ経験値を高めていくしかないように思います。

 「癒されたいんです〜」とサロン開業の理由でおっしゃっていたご相談者は、こういった私の話をお聴きになった後、神妙な表情になってお帰りになります。
 その方達が今、サロンを開いているかどうかはわかりませんが、でもどうぞ、「何かを始めたい!」という気持ちを大切にして、是非是非、「だれかのために」行動していただけたらと思います。
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